2022年2月の実体験コラム「ながらモンテという名の我が子の観察」

★2022年2月15日★

ながらモンテという名の我が子の観察

Vol. 8 いやだ!いやいや!自我が芽生えいやいや期に突入した1歳9か月のだんだんとの日々

子育ての最初の大きな壁はなんだろうか。妊娠中のつわりから始まり大変な出産。産後の授乳か。睡魔との格闘。離乳食の大変さもあるだろう。どれも一つ一つが大きな壁であり、戦いなのだけれど、それらはどれもこれも子ども本人との戦いではなく、何か外部要因やほかのこととの闘いであることが多い。しかし今回のこれは違う。正真正銘子ども本人との戦いになる。そしてこれがもしかしたら一番初めの戦いかもしれない。それがズバリ、こ「いやいや期」だ。

一般的に言われるいやいや期の始まりは2歳前後、早い子は1歳半頃から始まるということで、まさにだんだんにもその時期がやってきた。だんだんのイヤイヤ期突入への気配は確かにあった。

1つ目は、「イヤイヤ」「イヤだ」「イヤ!」とあらゆる方法での否定のことばを覚えたこと。最近は「しない」「はいらない」「食べない」など「イヤイヤ」以外での拒否の言葉もしっかり覚え、場面に合わせて活用してくる。とても腹立たしい笑

2つ目は、すっかり自我が芽生えたこと。心の成長だろう。やりたいことはやりたい、やりたくないことはやりたくない、と好き嫌いも非常にはっきりしてきて、自分の思い通りにしたいという様子がよくわかるようになってきた。

3つ目は、できることがすっかり増えたこと。身体の成長というのだろうか。やりたい!に伴って彼自身が自分の力でできることが増えてきた。ズボンを履いたり、ご飯を食べたり。自分の行きたいところへ自分の力で行ったり、登ったり。できることがとても増え、全部自分でやりたい!という意識が芽生えるように。でも思った通りにはいかないもので、断念してはわーーっと泣き出してしまうこともしばしば。これもこの時期のあるあるだろう。

そんなだんだんのイヤイヤ期。最近の彼のイヤイヤは成長に合わせてなかなか高度になってきた。でも今回は2回目だ。長男のイヤイヤ期の頃は最初から本当に疲弊してしまっていたけれど、今回は2回目。2回目ということで前回よりも少しゆったりと彼のイヤイヤに意識を向けられている気がする。なんといっても今現在の長男との闘いの方がよほど高度で腹が立つことも多く、次男との闘いは可愛く感じられるからだ。そう、そんな可愛いだんだんのイヤイヤ期。

我が家のイヤイヤ期対策は以下の三つ。皆さんもすでにご存じ、というか思いつくものばかりだと思うのだけど、知っていてもなかなか実践はできないもの。ぜひぜひ一緒にやってみよう!

必死に靴下を履くだんだん

まだまだ続くイヤイヤ期。これからどんどん本格化していくだろうだんだんのイヤイヤ。こちらも気持ちで負けてしまわぬよう、こちらの充電は忘れず、無理しない、やりすぎない、助けを借りる(おもちゃやぬいぐるみでも)、を頭に入れつつ一緒になんとか乗り切っていこう!

ー次回は4月15日公開を予定しています。ー

プロフィール

ゆりさんプロフィール

鳥羽瀬 有里(とばせ ゆり)

上智大学心理学科卒業後、外資系コンサルティング企業にて主に金融関係のプロジェクトに従事。その後欧州系コンサルティング企業の立ち上げに参画。人事関連の責任者として、社員ひとりひとりのキャリアを見据えた新たな評価、育成制度を構築。
現在はポートフォリオワーカーとしてあらゆる職種業種の仕事に携わりながら2児の男子を子育て中。