「ん⁉︎」子どもに学ぶ #3|12月、問いの入り口で立ち止まる

12月が始まりました。
街の空気が少しせかされていて、
大人の心もつられて走り出しそうになる季節ですね。

でも子どもたちは、そんな空気とはまったく関係なく、
いつも通り “ん⁉︎” を生み出してくれます。

たとえば、
靴を履く途中で固まる5歳。
落ち葉を拾ったまま動かなくなる8歳。
なぜか突然、空を見上げる6歳。

大人から見れば、ただの“フリーズ”。
でもあれって、
世界に向かうアンテナが
一瞬グッとふれる瞬間なんですよね。

わたしは、この「ん⁉︎」の力に何度救われたか分かりません。

忙しさに押し流されそうなとき、
子どもの「ん⁉︎」は、
私の心を強制的に「今」に戻してくれる。

あ、この子いま世界と出会ってる。
じゃあ私は、ちょっとだけ立ち止まって見守ろう。

そんな風にして、
大人の時間もすこし緩んでいく。

12月はどうしても急ぎがちになるけれど、
子どもに教わる「ん⁉︎」の”1秒”を
大人も、すこしだけ真似してみたい。

急ぐ前に、立ち止まる。
それだけで、世界の見え方は
やさしく変わるのではないでしょうか。


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