「ん⁉︎ 」子どもに学ぶ #1|ぶどうと子どもの共通点

新シリーズのはじまり

10月から、新しいコラムシリーズをスタートします。
タイトルは「ん⁉︎ 子どもに学ぶ」。

子どもたちの小さな“ん⁉︎”という気づきや問いから、大人も学び直せることを記録していく連載です。


今年は16〜17年ぶりに、青木ぶどう園さんでぶどう狩りをさせていただきました。
ありがたいことに「若旦那」から、じっくり「ぶどうづくり」のお話を伺うことができたんです。

枝葉の剪定は、一粒のぶどうにたっぷりの栄養が行き渡るように計算し尽くされていました。
異常気象の影響があっても、水を与える量を調整しながら、気を配り続ける。
休む間もなく愛情を注ぐからこそ、大粒で世界一美味しいぶどうが育つ。

食べる人の笑顔を想い、一粒一粒に驚くほどの手間ひまをかけること。
それはデジタルとは対極の、代々受け継がれてきた技術と姿勢でした。

そのお話を聞いて、私は思いました。
子どもも同じように「待ち」と「環境」で育っていくではないか、と。

大人はつい、結果を急ぎがちです。
けれど本当に大切なのは、子ども一人ひとりの“実り”を信じて待つこと。

「その姿勢は色々な分野から学べる」ということも、
ぶどう狩りでの大きな収穫のひとつでした。


これから

「ん⁉︎ 子どもに学ぶ」シリーズでは、こうした日常の気づきから、大人が学び直せるヒントを綴っていきます。次回もどうぞお楽しみに。

もっと深く知りたい方は、noteのマガジンもぜひどうぞ▼

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