最近、起業仲間数人がアクセラレーションプログラム*に挑戦しています。
先日、中間審査があったそうで
次のステージに進んだ人もいれば、今回で一区切りを迎えた人もいて、
それぞれにドラマがありました。
私は、結果よりも
そのプロセスをずっと見てきたからこそ、
全員を応援したいという気持ちが自然に湧いてきました。
そのプロセスを思い返すと、首の後ろから頭のほうへ
── ブワーッとアドレナリンが湧き上がる気がするんです。
*アクセラレーションプログラムとは、
起業家や団体の成長を後押しするための支援プログラムです。
専門家からの助言や発表の機会などを通して、事業を磨いていきます。
アドレナリンは、医学的には、副腎という臓器から出るホルモンです。
でも、“どこから出ている気がするか”は、人によって違うのかもしれません。
以前、小学生と
「心はどこにあるの?」というテーマで哲学対話をしたことを思い出しました。
「心臓にあると思う」
「脳の中かな」
「体全体にある気がする」
「宇宙にあると思う」
問いを重ねていくうちに、みんな分からなくなって、
「どこにもあるし、どこにもないのかもしれないね」
そんなことを言って笑い合いながら、問いを持ち帰ったのを覚えています。
アドレナリンも、心も、 存在としては“ある”けれど、
“どこにある気がするか”は人それぞれです。
たぶん、子どもたちの問いも同じ。
「風はどこから来るの?」
「どうして涙が出るの?」
他の人から見れば小さなことでも、
その子の中では、ブワーッと何かが動いているのかもしれません。
誰かの挑戦を見て、自分の中にアドレナリンが走る。
それもまた、私たちが“生きて考えている”証なのだと思います。
「ん⁉︎」と立ち止まる瞬間、
もしかしたら、「思考」という名のアドレナリンが流れ出しているのかもしれません。
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