新しい年が始まりました。
お正月というと、「今年は何をするか」「どう前に進むか」
そんな言葉が行き交う時期でもあります。
でも私は、今年の始まりを
少し違う気持ちで迎えています。
2025年、私は体調を崩し、
思うように動けない時間を過ごしました。
計画していたことが止まり、
ただ状況を見つめるしかない時期もありました。
その時間の中で、あらためて考えるようになったのが、
「問いは、どうやって育つのか」ということでした。
「問い」は、勢いの中では育ちません。
正解を急ぐ環境でも、効率を求めすぎる場でも、
「問い」はすぐに消えてしまいます。
私が「古民家留学」や「マヴィのおうち」で大切にしているのは、
子どもに何かを教えることではありません。
立ち止まっていい時間が、
ちゃんとそこに用意されていること。
その中で、大人も一緒に迷っていいこと。
その環境こそが、「問い」の土台になると考えています。
2026年は、
無理に前へ進む年にしようとは思っていません。
問いが生まれる環境を、
一つずつ、確実に整えていく年にしたい。
それは、子どもにとっても、
大人にとっても、
そして私自身にとっても同じです。
立ち止まる余白から、はじまる。
そんな一年を、
この場所からまた重ねていけたらと思います。




