【開催報告】nonowaラボ リアルおシゴト体験 こどもマーケター店頭企画編

この夏休み、nonowaラボにて
小学生を対象としたワークショップ
リアルおシゴト体験 
こどもマーケター 店頭企画編
を実施いたしました!

集まってくれたのは、
2〜3年生の4名の子どもたち

会場近くの青果物店
地産マルシェ 武蔵小金井店様の協力によって実現しました。

子どもたちのミッションは、
地域の人々が「ありがとうの気持ち」でいっぱいになる店頭づくり!!

実際に店頭におじゃましてのリサーチ

自分たちの目でお客さまを見て
ご年配の方々が多いことに気づきました。

店頭には「旬」のPOPがたくさん!!
夏野菜は夏バテにも効果的でカラダによいから
食べてもらいたい!
というお店や生産者さんの気持ちも知りました。

そこで、みんなで話しあって
たくさんいらしているご年配の方に
旬の野菜やくだものと元気をお届けしよう!!
と決めました。

青果物の市場について学びプランニング

実際に旬の野菜やくだものを食べて、
その美味しさをどうしたら伝えられるか
ひとりひとりがじっくり考えて
POPに想いを込めました。

みんなで決めたコンセプトは、
こどもの元気もお届け!!
旬を食べよう!

店頭の陳列もイメージして飾りつけ

「地産マルシェ」のスタッフさんに店頭企画をプレゼンテーション

元気をお届けするなら、
本当は店頭に立って叫びたい!!
でも、それはできないから…対話を重ねる中で、
録音したらいいじゃないかと閃き
元気な声を、プレゼンテーションの中で公開録音もしました。

結果…

子どもたちのPOPは店頭に採用されたのです。

子どもたちは
自分たちの強みを「元気であること」
と考えました。

それは、ご年配の方が旬の野菜やくだものに求めるものと似ていると気づいたからです。

感覚を通して、動きながら考えた子どもたちは
自分たちのチカラで企画を練りました。

ただテーマを決められてPOPを作ったのではありません。

地域という小さな社会に対して
子どもたちが自力でインパクトを与えた瞬間を目の当たりにしました。

その無限の可能性を引き出す環境を
もっと広げていかなければなりません。

今、私が取り組んでいるのは
小学生が社会に発信できる環境づくりと、
幼児期にその土台を育む環境づくりです。

キャリア教育は0歳から!!
大切なことは、チカラを発揮できる環境です。

プロフィール

ママヴィ 代表|桑原 眞理子

大学卒業後、食品メーカーを中心に商品開発·マーケティング職に従事。
「こども哲学」との出会いをきっかけに子どもの斬新な発想に魅せられ、子どもの力を社会に届けたいという想いからモンテッソーリ教育を学ぶ。
子どものマーケティング思考を育む6歳からの体験型キャリア教育プログラム「こどもマーケター入門」を開発し、ワークショップ等を開催。現在は「モンテッソーリ教室 マヴィのおうち」を拠点に、マーケティング思考で自ら変化を起こすチカラを育む環境づくりに取り組む。
・日本モンテッソーリ教育総合研究所認定 3-6歳教師
・保育士
・NPO法人こども哲学 おとな哲学 アーダコーダ 理事(哲学対話ファシリテーター)
・日本野菜ソムリエ協会認定 野菜ソムリエプロ

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