18日に開催したオンライン広場は、なかなかの盛り上がりでした。
オンライン広場
マヴィのおうち会員の皆さまにいただいたお声も参考にして、初めてチャレンジしたオンライン広場・・・
10:30-11:30 対象年齢:1歳半ごろ〜3歳ごろ・・・参加者10組(子ども:11名)
13:00-14:00 ママのカフェタイム:オンライントーク・・・参加者4名
14:30-15:30 対象年齢:3歳ごろ〜就学前・・・参加者2組(子ども:3名)
おうちにあるものを使って色さがしをしたり、新聞チラシをびりびり破いて紙ふぶきをつくって雨を降らせたり・・・
音が出ないなどのトラブルもありましたが、ママやパパに協力していただきながらみんなで楽しいひとときを過ごすことができました。
2〜3歳だと、みんなで同じことをするのはなかなか難しいものです。
他に興味が向かうこともしばしば・・・
それぞれの興味も大切にしながら、子どもたちにもやりたいことを考えてもらいました。
5歳くらいになると、相手に伝わるようにアイデアを提案することもできるようになってきます。
にらめっこやクイズは子どもたちからの提案です。
子どもが起案したものは、とびきり盛り上がりました!!
見えてきた幼児期のママたちのニーズ
外出自粛で学びの場に困っているのは、小学生の親子だけではありません。
むしろ オンラインツールをひとりで使うことが困難な幼児にとって、ツールだけの問題ではない課題が山積みなのです。
幼児期には「感覚を通じて、動きながら学ぶ」というステップで発達をします。
だからこそ、出来るだけ本物・実物に触れる経験を大切にしてきました。
それなのに・・・
子どもたちが身体が動かせる世界はあまりにも狭く制限され、限られた大人としか関わることのない生活を余儀なくされています。
<ママたちとのオンライントークで出てきた課題>
●運動が制限されてストレスを発散することが難しいことへの不安
●長期間おうちに閉じこもっていることで、お子さまの発達を阻害してしまうことはないかという不安
●1日3食を毎日おうちの中で、親子だけで食べているマンネリ生活への不安
大人も含めて飽きてしまわないように、新しいアイデアで楽しめる場が出来るだけ多く欲しいということが見えてきました。
ママたちの情報共有の中で、「ふりかけをつくる」というモンテッソーリのおしごとの話題が出ました。
そこから、「わが家でもやってみたい!」という声が上がり、オンラインでチャレンジすることになりました。
22日は、手あそびや童謡なども取り入れながら、「ふりかけ」から「おにぎり」をつくります。
私ひとりではこんなスピードで、このアイデアは出せません。
ママたちの切実な想い、実体験があってこそ!!
追加開催決定!マヴィのおうちオンライン広場
まだまだ改良の余地だらけですが、保護者の皆さまや子どもたちの力を借りながらとにかく前に進めて参ります。
皆さまのおかげで、どんどん新しいものが出来上がっていく過程は、かつての商品開発時代の感動にも似た喜びです。
ママや子どもたちとのオンラインの協働体験によって、私の心は今日も「ありがとうの気持ち」であふれています。
プロフィール
ママヴィ 代表|桑原 眞理子
大学卒業後、食品メーカーを中心に商品開発·マーケティング職に従事。
「こども哲学」との出会いをきっかけに子どもの斬新な発想に魅せられ、子どもの力を社会に届けたいという想いからモンテッソーリ教育を学ぶ。
子どものマーケティング思考を育む6歳からの体験型キャリア教育プログラム「こどもマーケター入門」を開発し、ワークショップ等を開催。現在は「モンテッソーリ教室 マヴィのおうち」を拠点に、マーケティング思考で自ら変化を起こすチカラを育む環境づくりに取り組む。
・日本モンテッソーリ教育総合研究所認定 3-6歳教師
・保育士
・NPO法人こども哲学 おとな哲学 アーダコーダ 理事(哲学対話ファシリテーター)
・日本野菜ソムリエ協会認定 野菜ソムリエプロ