先日、nonowaラボにて
6歳からのマーケティング思考レッスン
〜おかし大研究〜体験会を実施いたしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/39/9c9a7a45d335291d71f6d2d015bcc6f0.jpg)
参加してくれた
小学校1〜3年生11人の子どもたちと共に、
たくさんの市販のお菓子を
見て、触れて、匂いをかいで、食べて…
五感を使って、対話を深めながら探究しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/3c/21375432bd4ff6fe75d001d7942c12c2.jpg)
まずは、こどもマーケターの名刺をつくって
参加者全員で名刺交換!
探究のなかまと知りあう大切な時間…
みんな、緊張しながらも
全員と交換しようと頑張っていました。
ビジネスシーンのような少しの緊張と、
ワクワクした気持ちが
入り混じる時間となりました。
互いを知ったところで、
机に並べられた30以上のお菓子を横目に
最初は机上論で、
どんな分け方があるかを考えてみました。
…???
ヒントとして、
「箱に入ってる」「袋に入っている」「その他」
なんて分け方もあるね!
と例を挙げると、
そこから抜け出せなくなる子が続出!!
そうなのです。
いきなり抽象的なお話をすると、
少し気が遠くなってしまうことがあるのです。
では、どうしたらよいのでしょうか?
具体的なものに五感で触れ、
身体を動かしながら考えてみればよいのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/7b/bbeae24946c94822f7439e759b4870d3.jpg)
そこで、気になるお菓子を解放してみました。
約束は、
お菓子は独り占めしないこと。
みんなで納得がいくように分けて食べるなら
好きにしてよいです!
あとは、彼らにお任せしました。
お話しながら、色々なお菓子を食べてみる子
お菓子をちらっと覗きながらも、
シールを仲間分けするワークに夢中になる子
それぞれ自由に、自分のペースでお菓子と向き合っていました。
すると、
「中にチョコが入っているのと、いないのって分け方があるよ!」
おー!!!いいねぇー
「甘いものとしょっぱいものに分けられるね!」
「おいしい、まずいもあるんじゃない?」
「食感の違いでも分けられる!」
などなど、出るわ出るわ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/33/464b1ca45be9c4a1253c0b2a234e89a3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/e8/693534729863e42589081e8d5e88d34d.jpg)
五感で感じて、自分で考えて見つけたものは
その子の心に刻まれます。
ただの暗記とは違う、
自分たちで導いた、自分たちのその瞬間の答え。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/b1/3d7edd21cc25fe029d3acd24287e80ee.jpg)
たくさん出てきた分け方から
2つ選んで縦と横に並べてみました。
これがポジショニングマップです。
時間の都合上、触りしかできませんでしたが
こうやって実物に触れ、考え、図にして整理する
という一連の流れは
マーケティングリサーチの土台となります。
机上で考えるだけでは煮詰まってしまっても、
五感を使って体験することで
次々と新しいアイデアが浮かんできました。
感覚を通して、手を動かしながら
抽象的な世界に果敢に挑戦していた子どもたちの姿は、
とても素敵でした。
こういった活動を、
マーケティングの視点からアプローチするのが
6歳からのマーケティング思考レッスンです。
7-9月期のnonowaラボでは、
近くにある青果物店「地産マルシェ」さんとのコラボレーションで
店頭企画にチャレンジするワークショップ
リアルおシゴト体験〜こどもマーケター 店頭企画編〜
を予定しております。
実際に店頭の視察に出かけたり、
スタッフさんにプレゼンテーションできたり、
チームで対話も取り入れながら深めていきます。
活動範囲が広がる 児童期の入り口の時期にこそ
様々な実体験を通して、考え、行動することで、
その先の段階の選択肢が無限に広がることを願っています。