12/1&12/26の全2回で nonowaラボ ワークショップ
リアルおシゴト体験 こどもマーケター店頭企画編 無事に終了いたしました!
参加してくれたのは小学3年生の子どもたち
夏と同様に、地産マルシェ 武蔵小金井店様にコラボレーションしていただきました。
【初回】
店頭リサーチとプランニング
実際に店頭におじゃまして
・どんな商品が売られているか
・どんなお客さまが何を買っていらっしゃるか
・今の旬の素材は何か
・どんな売り方がなされているか
・お店の雰囲気はどんなか
など子どもたちの視点でじっくり観察しました。
お客さまの気持ちを感じるために旬の素材も購入
散々考え抜いて選んだのは
有田みかん・ぐんま名月(りんご)・サンふじ(りんご)
同じりんごでも、
甘さや酸味、香りも全然違うこと
旬のみかんはみずみずしくて美味しいこと
お店のスタッフさんの気遣いにも触れて気持ちがどんどん盛り上がってきました。
お店のお客さまは、お母さんくらいの女性が多かったね!
じゃあ、その人たちが困っていることって何だろう?
子どものことかな?野菜嫌いな子多いよね!
ピーマン嫌いな子多い!!
私も小さい頃嫌いだったけど肉づめをつくってくれたのが美味しくて、食べられるようになったの。
なすも、ほうれん草も嫌いな子多いね…
そんな話から始まり、
子どもの目線で子どもの野菜嫌いをなくすアドバイスをしよう!
という方向性にまとまりました。
なかなか難しいテーマにドキドキする私…
何やらワクワク楽しそうな子どもたち…
【2日目】
制作・プレゼンテーション
より具体的なコンセプトに落とし込むためにみんなで対話を重ねました。
「ことば」ひとつひとつ丁寧に吟味しておとなの企画会議と変わらぬ真剣な時間でした。
発表用の企画書を仕上げPOPに想いを込めました。
さあ、
地産マルシェ 武蔵小金井店の店長さんへプレゼンテーションの始まりです。
◆ターゲット
30〜40代女性(お母さんたち)
◆コンセプト
子どもがすすめるやさいが好きになるヒケツ
◆ターゲットを決めた背景
店頭リサーチから
沢山いらしているのは30〜40代の女性できっと子どもの野菜嫌いで悩んでいるだろう…
という仮説を立てました。
◆アプローチの方向性の背景
子どもマーケターの自分たちについて考えたら
・野菜嫌いの子どもの気持ちが分かること
・嫌いな野菜を好きになったことがあること
という強みが見えてきました。
そんな想いを込めてつくったPOP
ほうれん草は豆腐と一緒にお味噌汁にするととても美味しい!
「これを食べると可愛くなるよ!」と言われると食べるかも。
なすはチーズとケチャップを合わせて焼くのがオススメ!!
ごま油で焼いたり麻婆茄子の素と合わせると美味しい!
そんなヒケツをご提案しました。
店長さんのコメントに緊張…
結果…
お客さまの観察が細かく鋭いこと
子どもの野菜嫌いに着目というなかなか気づかない提案であったこと
実際に、おうちで作ってもらった料理の提案であること
を評価いただき、採用となりました!!!
子どもたちの嬉しそうな笑顔とガッツポーズ
当日から年明け1/8まで
地産マルシェ 武蔵小金井店 店頭に掲出いただいております。
子どもたちの力に
地産マルシェ 武蔵小金井店の皆さまに
ありがとうの気持ちを込めて…
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nonowaラボ ワークショップ
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nonowaラボ
中央線沿線の「豊かな暮らし」を彩り
幅広い世代に向けて
多様なワークショップを開催する学びの場
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2020年も、多様なワークショップを展開いたします。
詳細はnonowaラボのHPから!
◎nonowaラボの様子などを日々お伝えしています。
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プロフィール
ママヴィ 代表|桑原 眞理子
大学卒業後、食品メーカーを中心に商品開発·マーケティング職に従事。
「こども哲学」との出会いをきっかけに子どもの斬新な発想に魅せられ、子どもの力を社会に届けたいという想いからモンテッソーリ教育を学ぶ。
子どものマーケティング思考を育む6歳からの体験型キャリア教育プログラム「こどもマーケター入門」を開発し、ワークショップ等を開催。現在は「モンテッソーリ教室 マヴィのおうち」を拠点に、マーケティング思考で自ら変化を起こすチカラを育む環境づくりに取り組む。
・日本モンテッソーリ教育総合研究所認定 3-6歳教師
・保育士
・NPO法人こども哲学 おとな哲学 アーダコーダ 理事(哲学対話ファシリテーター)
・日本野菜ソムリエ協会認定 野菜ソムリエプロ
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